精緻な温度・湿度設定
細かい精度で加熱をコントロール
類似製品と一線を画す、精緻な温度・湿度管理
「空気の流れを計算し尽くし、機能と操作性を高い次元で両立させた緻密な設計」「最先端のテクノロジー」「わずかな誤差をも許さぬ、妥協なき製造技術」-。この3つが揃って初めて、iCombi Proが誇る「完璧な温度・湿度コントロール」が実現するのです。
庫内温度は30℃から300℃まで1℃単位、湿度は1%単位で設定可能です。庫内に投入した食材の量、調理状態などを庫内センサーが検知して、温度と湿度をきめ細かく制御します。熱風の温度や風量、回転スピード、回転方向を調節するほか、ホットエアーモードの湿度については、加熱中に食材が発する蒸気量(蒸発量)までも検知して、適切な量のスチームを発生させます。
加熱ムラにお悩みの方は、是非iCombi Proの加熱をご体験ください。庫内は空気の対流が最適化された、エアロダイナミックな、つなぎ目のない設計です。精度の高いセンサーの働きと加熱装置の相互作用によって、庫内の複数の段に投入した食材も、均一に加熱することができます。少量から大量まで、シェフや調理スタッフの意思を料理の仕上がりに反映できる、頼もしいオーブンです。
必要な時に、必要な量のスチーム
熱の対流のみで加熱を行うのがコンベクションオーブン。これに対して、コンビオーブンを始めとするスチコンは、スチーム調理や、熱風とスチームの併用による調理(コンビオーブンでは「コンビスチーム」)が可能です。スチームを加えることによって料理のバリエーションが増えるほか、食材を乾燥させることなく、栄養価を維持したまま、色鮮やかな状態で加熱できます。
「デリケートな食材を、軟らかく加熱したい」「大量のスチームで一度に蒸したい」-。一口にスチームといっても、料理によって求められるスチームの状態には違いがあります。気密性の高い本体に、独自設計のスチーム発生器を搭載しているiCombi Proは、パワフルからデリケートまで、スチームの対応力が他のスチコンとは違います。庫内センサーと連動し、最適な温度のきめ細かなスチームを、必要な量だけ庫内に送り込みながら、庫内を最適な飽和状態に保ちます。スチームモードでは30℃~130℃、コンビスチームでは30℃~300℃の範囲で庫内の温度設定ができます。さらに、アイコンを押すと2秒間、強制的に庫内を加湿し、扉を開けなくても霧吹きをした状態を作る「強制加湿」ボタンも搭載。菓子やパンづくりの際に重宝します。
かつて「水は最高の調味料」と表現した三ツ星シェフがいらっしゃいました。iCombi Proは、食材に当たるスチームの質にもこだわっています。自動蒸気浄化(クエンチング)システムにより、庫内を循環するスチームは常に新鮮な状態です。さらに内蔵のスチームタンクは、スチーム運転60分ごとにセルフクリーニングを行います。精緻さと配慮を兼ね備えた、質の高いスチームが、調理の幅を広げます。
信頼性の高い芯温検知
加熱や冷却の温度と時間を管理する「TT管理」。経験や勘に基づいていた調理や保存のプロセスを数値に置き換えることで、料理の再現性を高めつつ、食品の安全性を担保しようという調理・保存のオペレーションです。この、HACCPの導入や食品衛生に関する意識の高まりに伴って認知度の高まっているTT管理の重要なプロセスが食材の芯温管理です。
コンビオーブンは、芯温センサーを備えた芯温計を併用することで、庫内温度だけでなく、食材の芯温に基づく加熱温度や時間を設定できます。調理時の芯温は99℃まで設定可能。芯温センサーは検知ポイントが1点ではなく、6点あります。さらに支持金具※を併用すれば、測定位置がずれないようにポジショニングをサポートしますので、芯温を正確に測定します。食材中心部への火通りを自在にコントロールできると同時に、料理や食品の安全性向上にも役立ちます。真空調理に対応可能な芯温センサーも追加搭載可能です。
※支持金具はXS以外の機種ではオプションとなります。
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