加熱方法
徹底解剖! ジェット噴射加熱
高速加熱を可能にしたジェット噴射加熱
ジェットオーブンは、加熱した空気に圧力を加えた高速噴流を食材(食品)の表面に衝突させ、焼き色を付けるオーブンです。庫内上下に設置した「フィンガー」と呼ばれる装置から噴き出したジェットの熱風が、食材の表面にダイレクトにぶつかり、加熱します。
庫内の空気の対流で加熱を行うコンベクションオーブンでは、食材の表面に温度の低い「境界層」と呼ばれる層ができますが、ジェット噴射加熱では、勢いのある熱風がこの境界層を吹き飛ばして、熱を直接、食材に伝えます。このため、一般的なコンベクションオーブンの約2~4倍の速さ(約2分の1~4分の1の加熱時間)で食材を加熱し、焼き色を付けることができます。ジェット噴流は庫内や食材表面の余分な水分も吹き飛ばしますので、食材の表面がカリッと仕上がります。※
※ 乾燥を防ぐためのオプションとして、蒸気仕様を準備。湿度を含んだ熱風で焼成することで、乾燥を防ぎます。
コンベア式で「高速」「均一」「大量」に加熱します
ジェットオーブンは、上下から高熱で吹き付けられるジェット噴流の間を、食材をコンベアで移動させながら加熱します。このため、食材の連続投入が可能で、短時間で、焼きムラのない、均一な焼き色に仕上がります。もちろん、仕上がりの加減は思いのまま。庫内の加熱温度は350℃まで1℃単位で設定でき、マイコン制御によって、細かいコントロールを実現します。調理時間も1秒単位で設定可能です。ジェット噴射の風量は3段階で調整できます。
さらに、1台分のスペースで幅広い調理が可能なツインコンベアモデルもご用意しています。コンベアを2分割し、それぞれ異なる調理時間(=コンベアの速度)を設定できますので、同じ加熱温度であれば、一度に2種類のメニューを調理できます。
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