駐在員レポート
「微笑みの国」で進化する日本食文化
~ 高級志向から大衆志向まで、幅広く浸透 ~

更新日:2022年08月18日
都市紹介
世界屈指の観光立国であるタイの首都バンコクは、ASEAN(AEC)のハブと言われ、首都圏の人口は約1,500万人となり、近年、益々の発展を遂げています。
主要なエリアを走るBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)は、拡張工事が継続して行われており、バンコクの主要な交通手段として、路線エリア拡大の計画が進んでいます。


参照:ออกเดินทางより
コンドミニアムやショッピングモールの建設に、大型不動産開発、駅沿線開発計画が現在も次々に発表されており、これまで以上のスピードで今後も都市開発が進んでいくのだろうと、そのパワーを感じます。

バンコク都心の様子
日本食レストラン ビジネス
意外かもしれませんが、タイでの日本食の歴史は長く、現在では100店舗以上運営されタイで知らない人はいない日本食レストランの代表格「フジレストラン」は1980年に、「8番ラーメン」は1992年に1号店がオープンされています。
2000年頃から日本食レストランの数は次第に増え、同時にメニューや価格帯の幅も広がり、より多くの方が利用できるようになっていきました。常に新しいものを好むタイ人気質や健康志向の高まりもあり、日本食ブームはそのまま次のステージへ。日本食は、日常的に受け入れられ、自然なかたちで時間をかけて浸透してきています。 日本食レストランはタイ全土で約4,100店舗。そのうち半分の約2,100店舗がバンコクにあり、近年は地方での出店が増えているようです。
日本食のカテゴリーは焼肉、すき焼き・しゃぶしゃぶ、ラーメン、寿司・海鮮、揚げ物、カレー、焼き鳥、居酒屋、うどん・蕎麦など、ほぼすべての業態が揃っています。経営は日本からの進出企業・現地日本人・タイ企業・ローカルタイ人による個人経営など。また、ここ最近ではフランチャイズによる店舗展開も進んでおり、市場の成長性を感じています。
日系外食・現地でのトレンド
タイでの「日本食」は、外国料理No.1の評価です。その中でも近年トレンドとなっているものとして、焼肉と「おまかせ」板前寿司、居酒屋が挙げられます。
外国人からの日本食に対する高い評価は他国でも近い傾向にあるかと思いますが、最近タイでは特に、新鮮で良質な日本産輸入和牛・雲丹・マグロ等の高級食材の人気が高まっています。2013年よりタイから日本を訪れる短期滞在者はVISA取得免除となり、日本へのタイ人旅行者が急増したことで、日本で味わった感動とその経験から、タイでも同じクオリティを求める人が増え、変化してきているからだと思います。
「居酒屋」は、バンコク都心のオフィス街近辺の立地の良い場所に多く、お祭りテイストの派手で明るい外観・内装で、メニューの価格帯もタイ人に求めやすい設定になっており、大衆化の傾向にあります。

タイ人経営でタイ人に人気の日本風居酒屋
2020年、新型コロナウイルス感染症発生により、タイでも大きな生活スタイルの変化が生じました。もともと外食文化で、利便性を追求するタイ人にとっては特別なことではないかもしれませんが、宅配デリバリーサービスの需要が前年比約50%増と顕在化し、国民の食を支える事業となってきています。
日本スタイルのお弁当も次々にメニューが増え、豊富な選択肢と工夫を凝らした盛り付けで利用者を楽しませています。

街中のメッセンジャーバイクの様子
事業紹介
フジマック タイ法人は2013年に設立。厨房設計提案・現場施工・保守メンテナンスの一貫サービスを提供しております。日本と異なるインフラ設備環境(電気・ガス・水質等)下においても、日本同様に安心してご使用頂ける「厨房づくり」のお手伝いをさせて頂いております。
タイでの飲食ビジネス進出、展開をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。
【施工・納品事例】
- ・プレステージオークラバンコク
- ・ホテル日航バンコク
- ・フジレストラン
- ・CoCo壱番屋
- ・8番ラーメン
- ・Zenレストラン
- ・すき家
- ・大戸屋
- ・とんかつ和幸
- ・一風堂
- ・その他日系、ローカル食品工場等も多数

タイのメンバーとともに、トータールサポートをご提供いたします
お問い合わせ
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レポータープロフィール
- 南里 敬亮(Keisuke Nanri)
Fujimak (Thailand) Co., Ltd.
2022年1月入社 海外事業部 配属
2022年4月より タイ現地法人 勤務